僕の使っている工具類について

まず、パネル加工、アクリル板を使い、手回しドリルでも、正確に穴が開けられます。

日曜大工用の電気ドリルでは、中心となる穴がズレてしまう。

そう言った場合には、精密ヤスリを使いましょう。

ですから、アルミパネルより、アクリルパネルの方が良いよと言いたいです。

また、結構、大きな配置にしてしまうと、信号線や、アースの引き回しにより、電子回路のトラブルの原因になります。アクリルパネルより、アルミパネルの方が難しいかも知れません。

加工は、手回しで行う場合、革手袋も用意されてはと思います。

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また、基板への半田付け等の工具類、僕は、ずいぶんと年季の入った物ばかりですが、かつて、工場などでも働いた事があり、オシロスコープについては、自分なりに、使いやすいTypeを買ったつもりです。また、Multi-Meterに於いても、使いやすさを求めました。

精密ドライバーセット、ピンセット、細めのドライバーの±の物、半田ごて、半田吸い取り線、半田等・・・、時、気づいた物を、写真にしました。ラジオペンチが掛けています。精密用ラジオペンチとニッパーが必要かも・・・。

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アナログメータも一つくらいは必要です。

オシロスコープだけでも、良いのですが、簡単なテスターなどは必要に応じて揃えて下さい。

その他、部品などを管理する、箱や、小さなケースも必要になる場合もあります。簡単な、引き出し型の工具箱もあれば便利です。

大きな物としては、半田吸い取り機なども、僕は使っていますが、メンテナンスが大変です。また、蛇の目基板になれないと、難しい一面もあり、出来れば、回路図を確かめ、『蛇の目基板』にどう部品を配置して、半田付けしていくか、方眼紙などに、書く事をお勧めします。アナログ回路ですので、Digitalで使う、『蛇の目基板』は向いていません。2.54mmピッチの単なる蛇の目基板がお勧めです。

自作を始めた頃を思い出すとサンハヤトICB-93が手頃でした。

部品箱は、必要かは、考えて買って下さい。必要なければ、小さな袋を使って整理しておきましょう。後々、色々な物を作って行きたいという目的がある人は、また、自分で考えてみて下さい。

その他、工具類は、日曜大工用の物で十分です。

唯、僕は、電源や、信号Grandの関係で、アルミパネルは、あまり推薦できません。

出来るだけ、一点アースという、配線の技法を使って下さい。部品には書いて有りませんが、信号線には、1.27mmピッチのカラースダレという、フラットケーブルをさいて使うのも一つの方法です。アースや、電源は、少し太めの電線を使うと良いと思います。

僕は、配線の仕方により、出来るだけ、電源のパスコンは、省いています。

VCO、EG、NG類は、電流が流れますので、少し配線が大変かも・・・

2-VCOしか作らないと決めている人は、それほど深く考えなくても構いません。

唯、工具ではありませんが、できあがった後、Analog-Synthesizerで、音楽を作りたいと思う人は、パソコン、スマホの、Computer-Musician用のApplicationも必要かと思います。僕の、行っているやり方では、多分、難しすぎるかと思います。

若い子達の行っている、Waveを貼り付けていく、Applicationを、推薦したいです。

今時、楽譜ソフトなどの、高価なソフトや、Multi-Track-Recorderは、あまり、推薦できません。『多重録音』も、スマホアプリの中に有ったと思います。

ほとんど、パソコンのApplicationの中に入っている物が多く、事に、僕の使っている様な、Machineは、必要ないかと思います。スマホ、パソコンを上手く使いこなして下さい。単に、キーボードアンプは必要かも・・・。出来るだけ、Analog・Synthesizerの音を直接ステレオなどに接続する事は避けて下さい。電子楽器ですから、CDや、DVD等とは、全く、異なった信号だと思って下さい。僕は、楽器専用のMixer卓等を使っていますが、手に入るかどうかは、解りかねます。出来るだけ、シンセサイザーの音を、自作のアンプなどを返して、ステレオなど壊さない様にして下さいませ。電子楽器の音は、CDやDVDと違い、ある意味で、電力がありますので、ステレオのスピーカーなど、破損してしまいます。くれぐれもご注意下さい。僕は、VCOから直接、音を聞く事を避けています。VCAと、EGを作って、音は、CDの音を増幅して、Multi-Meterやオシロスコープなどで、振幅を±5[V]くらいまで、増幅して、VCAから作る事を推薦します。次に、VCFを作って・・・と言う方法を進めたいです。ずいぶん、VCAでも、Level配分で悩んでいます。唯、ROLAND社System-500が有るから、時、それに合わせて作ろうという物と、System-500にはない物を作りたい。それが僕の願いです。そのため、VCAから作り始めています。自作の本にも書いていない部品を使っています。最終段階から作り込んでいくという、変わったやり方をしています。多分一番大変なのは、VCFだと思います。『初歩のラジオ編』等では、確実に音は鳴りますので、何処から作っても構いません。唯、VCOの出力には、100[KΩ]、1[KΩ]のアッテネータを返して下さい。