NPN型トランジスタを例に取り上げます
トランジスタの電流増幅としての動作
今後のシーケンスの参考のため
難しい計算はありません
『上がる』、『下がる』を覚えてください。
オームの法則V=I x Rと言うだけで解っていてください
VB(ベース電圧)が上がるとIB(ベース電流)が流れそのHFE(電流増幅度)倍のICが流れます
電源をVccとします
それによりVcc-(RL x Ic)がVc(コレクタ電圧)と成りますので
Vc(コレクタ電圧)は下がります
また、VEはIE(IB+IC) x ReとなりVEは上がります
唯、VB(ベース電圧)が上がるとVC(コレクタ電圧)は下がる
VB(ベース電圧)が上がるとVE(エミッタ電圧)が上がると覚えてください。
逆にVB(ベース電圧)が下がるとVC(コレクタ電圧)は上がります
また、VB(ベース電圧)が下がるとVE(エミッタ電圧)も下がります
それが、基本となるトランジスタの『上がる』、『下がる』です
PNPトランジスタでも、同じ事です。