回路をHiImpedance化していると書いてあるが・・・

回路をHi-Impedance化していると書いてあるが、uA741やUa301を使っている回路図では、当時のOP-Ampの入力Impedanceは2[KΩ]位で、その儘、TL072CPや、TL072CP2置き換えるのに心配な点があります。また、HiImpedanceかと書いてありますが、回路定数がほぼその儘で、入力用抵抗だけをHi-抵抗値に変えると返って不安定になってしまい、今でも入手可能なLM741やLM301を使って、出来れば、昔の定数が解れば良いのですが・・・、1970年代とは、部品が全く変わってきています。その儘置き換えて良い物か・・・と思いながら、一時は、回路定数との格闘をしていて、時間が掛かってしまい、やはり、その儘ではうまくいかないと思う部分が多く、今のOP-Ampと言っても、30年も昔の物です。LF356N等への置き換えに近く、uA741とかuA301とは、全く違った物でした。今のOP-Amp事情は、5[V]単一OP-Ampが主流の時代です。±15[V]電源の入手は難しく単にプラスのみのスイッチングレギュレータを二つ使って作るのには、僕は賛成できません。Noiseトラブル他のトラブルの原因になりかねます。やはりマイナス電源は、マイナス電源用に設計する物で、また、Noiseの原因として、3端子レギュレータは、Noiseの塊の様な、簡易安定電源で、自作型のトランジスタ3本を主塾とした、簡易レギュレータの方が、ノイズなど遙かに少なく、僕としては、3端子レギュレータの使用は、避けたいところです。Noise面、寄生発信の原因となります。回路定数もよく考えながら、その儘作るのは、避けた方が良いかもしれない本ですね。まずは、741のDual版と呼ばれた1458と言う、OP-Ampか少し考え物ですが、4558を使ってみるのも一つかと、実験しながらです。問題は、オーディオ系で無く、アンチログ部分の安定化が課題です。今のところ、2SC2120-Y、2SA950-Yが比較的安定している結果です。夏と冬の温度差程度なら、余り温度補償も、必要が無いかな・・・。唯、大きな問題は、電源が±15[V]の課題です。2SA1015-GR、2SC1815-GRでは・・・と思いながら、何を使うのが適切なのか、実験中で止まっています。FETも、2SK246-Y、2SK246-GR、2SH117-GR、2SK364-BL等、置き換えの検討中です。今手に入る古い部品は買ってみます。まだまだ、定数が定まりません。回路はその儘で良さそうですが・・・