トランスのレギュレータ・12[V]、3[A] x2 と成ると、作るのは怖かった

10年ほど前のトランス、精度は高く、高能率トランスだったので、メチャクチャ怖い思いもしました。トランスの出力から整流して大容量電解を返した後の回路では、10[A]は優に流れ、トランジスタは、E-C間ショートで破壊、メチャクチャ怖い思いしました。

±24[V]、3[A]のレギュレータを良く作ったと感心しています。はじめに電圧の低い回路で、電流制限回路を3.2[A]に調節しておき、その後、電源装置を、接続して、電圧を調整するという方法に気かつきました。

多分、15[V]、2[A]の電源も恐ろしい物かと思います。トランスは、18[V]、2[A]x2です。

今は、10000[μF]のコンデンサも手に入らないので、多分それ程は、怖くは無いと思いますが、それでも、15[V]、3[A]では、45[W]と成ったし、18[V]、2[A]でも、36[W]x2ですから、意外と恐ろしい物なのです。

±12[V]のAnalogue・Synthesizerの自作の本を参考にするか、±15[V]のAnalogue・Synthesizerの自作の本を参考にするかで、電源も違ってきます。

両方は、かなりお金が掛かってしまうと思います。

今、トランス自体入手が難しく、0.5[A]の物なら手に入りますが、3台ほど作らなければならず、部品代も掛かってしまいます。

実験用に±12[V]500[mA]の物と、±15[V]1[A]の物は、持っています。実際は、最低でも、1.5[A]位は、欲しいものです。

物によっては、単一電源の物も有り、回路を、かなり工夫しなければ・・・と思っています。ノンポリ(無極性電解)のコンデンサも必要になってきます。

本紙道理に作れば、創意工夫は事に必要ありません。

一番の難関は、VCFだと思います。多分、動かない、(出力)が飽和する等のトラブルは起きます。まず、一回で動けば、たいした物です。

部品のVb-e間電圧、Va-k間電圧が、トータル5[mV]以下にするのは、かなり困難だとは思います。トランジスタラダーでも8[本]は並んでいますし、ダイオードラダーだと14[本]は並んでいます。全て±1[mV]いかにしなければ、回路が動く保証はありません。

動いても、信号が、歪むなど、想定外の事が起きます。

VCFで、正弦波で、発信したらたいした物です。レゾナンスボリュームいっぱいの時、正弦波が発信するように調節しなければならない回路です。

Analogue・Synthesizerの製品版が、まともなAnalogue・Synthesizerならかなり高価な物になります。

Analogue・Synthesizerでも、LIN入力の物は、かなり安価な物も沢山あります。

CVが、[V]/octとは限らないので、製品版も、注意が必要です。