僕は､決して､74-LS Typeで､PullUp抵抗とPullDown抵抗を省けるとは書いていません｡
Pull-Up抵抗は､回路がHiImpedanceの時でActive-Lowの回路に使います｡
Pull-Down抵抗は､HiImpedanceの時でActive-Hiの回路に使います｡
74-LS Typeでも､HiImpedance回路は沢山あります｡
事にCPUに於いては､電源OnからResetが働き､回路がResetされる間､ほぼ全ての端子は､HiImpedanceになります｡また､HALTの時もほぼ全ての端子がHiImpedanceになります｡
Pull-Up抵抗やPull-Down抵抗を省くことは､極めて危険です｡
本をよく見たら､Pull-Up抵抗とPull-Down抵抗のことは､本に書いてありません｡
何故､大事なことが書かれていないのだろう･･･です
僕はPull-Up抵抗には､10[KΩ]を､Pull-Down抵抗には100[KΩ]を使っています｡
LS-TTLでも､回路を安定させるために1[KΩ]のPull-Down抵抗を使うときも有ります｡
D-RAMが使われた頃､回路のBusをLowにするために22[Ω]のPull-Down抵抗を使った時代も有ります｡
Pull-Up抵抗とPull-Down抵抗は､それぞれ､回路によって､使い方や抵抗値は異なりますが､破損や誤動作を防ぐために使います｡
