かつては、今のように、PNPや、P型が発達していなかったので、n-MOSが多かった。理由はSilicon-Transistorの発達にあった。今のように、PNPのトランジスタは発達していなかったので、NPNが主に使われたため、Computerを安価に作るために、n型が主に使われていた。P型は、一部のUV-EP-ROMに使われたが、ほとんどのLogic-ICは、n型もしくは、NPNが使われていた。理由は、素材の単価と、発達が遅れた事が考えられる。今でもPNPのトランジスタ等高値が付いている。NPNのトランジスタやN型のFETが多い。理由は、Costが掛かってしまい、量産等に向いていない。今もその傾向にあり、PNPのトランジスタ始め、今も高価でも壊れやすいのが原因です。P型のMOSは、一部のUV-P-ROMに使われたが、高価な部品の儘です。Memoryのほとんどはn-MOSが多かったので、Busを負論理にすることが多かった。それはD-RAMと言うMemoryが重宝された時代でも変わらなかった。今に成って、正論理で作られても、CPU自体が単に高価に成ってしまい、壊れやすい物になってしまうのが現実です。理論は、正論理で学びますが、負論理でないと、非常に、理想的な部品が作れないのが現実です。今でも余り2SAxxxとか、2SJxxxと言った、トランジスタやFETも少ないのが現実です。また、P型の方が、どうしても高価に成ってしまい、その割に壊れやすいというデメリットもあり、未だ、負論理が使われているのが現状だと思います。はっきり言って子供じゃ無いんだから、正論理負論理切り替えを頭の中でしないとどうしようも無い世界ですが・・・。何故か、8Bit-CPUが高価なのは、正論理のBassを使っていませんか?価格を落とし、安定した動作をするComputerを作るには、n-MOS-Bassで無ければ、C-MOS(Complementary-MOS)の値段も上がってしまいます。安価で安定したCPUの製造が出来なくなります。大学教授らもほとんど、正論理、負論理に触れていないのが現実かと思います。実践的に、負論理でないと、色々と都合の悪いことが起きます。そこのところを知らない、技術者がCPUを担当しているのでは・・・と思います。正論理NAND 00に於いても、負論理NORとして、製造されている部品です。色々と吟味されているようですが、正論理、負論理、どちらが良いか、理論的にはどちらでも構いません。学に当たって、お金が掛かる訳ではありませんから・・・。教える方も、面倒な負論理より、解りやすい正論理で学ばせるでしょう。それを学生は、真に受け学び、会社でも、正論理が当たり前だと思って設計に当たっていることと思います。それをCheckできる、上司もいなくなってしまったのが現実だと思います。古い機械語なんて扱えても・・・とはねのけられてしまう現在、真のCPUの動作を知る人は、いないと言って良いでしょう。正論理で作られてしまうと、部品として、全く正反対の部品を作らなければ成らなくなり、TTLのLevelに対しても全く正反対のLevelに変えなければ、Noise他Troubleだらけになってしまいます。Standard TTL自体負論理を元にして作られています。LEDの点灯自体、反転を使って点灯させますよね。負論理用ですから仕方有りません。負論理では、大きな電流は流せますが、正論理では、部品自体が高価に成ってしまい、また壊れやすいといったデメリットがあります。自然に使っている負論理ですが、いざ変換しようとすると考え込んでしまうかもしれません。信号として外へ出しているのはInverterを使って負論理にしても、内部では、流れ込み電流で無く流れ出し電流が多く流れる構造となります。今販売されているZ80等正論理をInverterで置き換えていると、やはりとんでもないTroubleが起きます。Hi信号に対してのInverterは、小さいのが現実です。CPUの動き自体がおかしいのは、正論理で組まれているのでは・・・。だから、Pull-Up抵抗では、HALTになってしまうのでは・・・Reset状態からほんのわずか動きますが、何故かHALT状態になります。まさか正論理CPUにInverterを付けただけでは無いですか?と言う疑問符が生じました。それは、正論理では安定した動作をしないからHALT状態になるのです。負論理CPUでは、考えがたい現象です!!今でも、負論理の部品しか販売されていません。そこのところを全く理解していない技術者がCPUを正論理で組んでいませんか?