今一度、出力Tranceを返していない、Transistor又MOS-Ampならではの、独特なDumping-Factorが高いという特徴も有ります。それが、Speakerに負担が掛かっているという指摘もある中とは思います。ある意味Speakerの逆起電力に負けない、Transistor-Ampに成って来たのだとも言えます。又、Switching-Regulatorとの戦いもまだまだ有ると思います。
Digitalの世界では、ほぼSwitching-Regulatorに変わったと思います。
Audio-Ampの一部で、まだ、TranceのRegulatorを使っている部分はあります。
低周波特性が余り良くないSwitching-Regulatorの特徴も有ります。
高周波特性に於いてはCeramic-Condenserが進んだ分優れています。
低周波特性も、大容量小型電解コンデンサも出ていましたが、Tranceという物を使わなくなり、余り目にしなくなりました。
Switching-Regulatorに、電解コンデンサが並んでいた頃を思い出しますが・・・
低周波特性を良くする為の物でした。
TK-88 p-p Amp、写真のAmpに良く似た音です
自作Ampでも、管球Ampにひけの取らない物にしたいと思っています
FETを使って、入力Impedanceを上げたり、EmitterFollowerによって、出力Impedanceを下げたり、工夫はして行きます。
また、最大の事は、回路の単純化という事でしょう。
Transistorは、安定度の欠ける素子です。より安定化させようとすると複雑な回路になってしまいます。そこを何とか乗り越えなければ・・・と思っています。
できるだけ回路の単純化したFlat-Preamplifierを考えましたが・・・、少し問題もあるかと思います。