何故、Z80とAnalog・Synthesizerなのか・・・

 

たまたま、勉強した8Bit-ZCPUが、Z80だったから・・・

もちろん、有れば、8085Aでも、6809でも構わないのですが、今日、入手が比較的楽なCPUだと思いますが、Z80も、廃盤になりつつあります。おそらく、リコールは少なく、求める人もいないって事だと思います。また、シリアルI/F等、もう古く、パソコンからは、対応不可物もだと思います。ではどうしたら・・・、唯一、PICマイコンの、USB-PICと言う、マイコンが御座いまして、そちらで対応可能かと思います。USB-Parallel-I/Fとして使えるのでは・・・、また、マイコンのシリアル・I/Oが、今、必要性が無い時代かも知れません。昔の『ROLAND社』、『MC-8』は、決して、今のD.T.M、D.A.Wの様に、自由はききませんとは言え、D.A.Wについても、今、著作権等の問題で、少し、問題視されています。一般の人が使えるのか・・・と言うところです。また、Analog-Synthesizeriについても、音楽関係者で無いと、入手がとても難しいのかも知れません。僕自身、アーチストのみでも有り、今、話題の病で、やることも無く、ブログに向かっていますが、Z80と言う、『CPU』、ある意味では、使いやすかったのかも知れません。初めての方は、出来れば、Z80-マイコンセミキットを、入手して、おそらく8255あたりは、接続可能だと思います。

Analog-Synthesizerについて、少し述べさせて頂きます。H.P等からも、詳しくは、知ることは出来ると思いますが、簡単に、人の耳は、音程に対しては、何故か非常に敏感です。それに対して、音の大きさ、強さに関しては、意外と鈍感かも知れませんが、両方とも、指数グラフの様に聞こえるのが特徴です。音階の周波数との関係は、非リニアです。音階は、440x2^(1/12)と言う、計算で、その周波数を求めることが出来ます。周波数というのは、1秒間に、振動する、回数でして、音に関しての関係は、2の階乗です。音の強さに関しても、ほぼ同じ事が言えます。Analog-Synthesizerで、音の強さが表現できないと思っている人が、多いかと思いますが、実は、VCAと言う、音の大きさをControlしている、ブロックがありますが、そこの値と、もう一つVCFと言うブロックのCVに、Velocity-Dataと言う、音の強さのDataを電圧で与えることにより、音の強さによるControlも可能です。余り、知られていない、やり方ですが、Analog-Synthesizerを持っている人は、参考まで・・・。ここで、VCと言う名前の信号が出て来ましたが、Analog-Synthesizerは、CV(Control・Voltage)信号と言われる、電圧制御と、鍵盤のオンオフに当たる信号GATE信号と言いますが、CV/GETEで、単音のSynthesizerはControlすることの出来る物もあります。ROLAND社他、昔の物の中で、1[V]/octと呼ばれる、信号を使っている物は、比較的、外部Controlが楽です。

ですので、マイコンから、CV/GETE信号を作ってあげれば良いわけで、どうやって作るのかというと、マイコンから、Parallel出力をさせる必要がありますが、8Bitマイコンでは、Parallel出力は、比較的楽に、信号を出すことが出来ます。Z80の場合、PIOと言うLSIでも、通称8255と呼ばれる、LSIで出力可能です。

そこで、8255を使ったやり方で、ブログを進めていきます。

僕は、半田付けが正しく行ったのかチェックする、ボードを作っています。古い物が、ボロボロなので、作り替えるのに良い機会かなーと思っています。LEDと、ディ婦Switchを使って、出入力、両方とも、切り替えなくても、テストできる構造の物を作ってみました。ちょっと、難しい話になりますが、出入力兼用チェックは、8255の出力Impedanceと入力Impedanceの違いに着目して作った物です。簡単な、チェッカーになっています。あと少し、配線すると完成します。8255については、H.P等で、検索してみて下さい。単に、A-Port、B-Port、C-Portを、単なる、入力、出力として使います。

また、8255の、I/FBoardも、古いので、作り直しますので、まずは、チェックBoardの写真まで・・・

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