Analog・Synthesizer 駆け抜けた思い

僕は、Analog・Synthesizerで始まりAnalog・Synthesizerで終わったと言って良い

思えば、Analog・Synthesizerの和音シンセサイザーの仕掛け、『教えて欲しい』と言ったら、『自分で作れ』と言われた。始めは、MC-8に着目してみたが、構造も解らず、アナログの16Step・SequencerのClockのDigital化、そして、音程Dataは、D/AConverterを使用した。それがきっかけで、16Bit A/D D/Aを使った、Digital・Delayを作った。そんなことから始まり、Computerの知識も乏しかった僕でしたが、Computerの機械語に走り始めていた頃だった。元々TK-80でのAnalog・Synthesizer 4台は動かすプログラムは知っていた。それを元に、DCOは作れた。高周波の発信器を分周すれば良かった。

その頃は、YAMAHA TG-77等と言う初期的な音源だった。DX-7の方が知られていただろう。僕の構造では無かった。唯、和音構造には、R/S-FFが必要なことが解った。別の仕事で忙しく一時ほったらかしになっていた。唯、Rorand-GM音源は作れた。勿論YAMAHA-GS音源も同じ事。唯、Filterが解らなかった。飢渇いたのは、電流型D/A-Converterの抵抗の代わりに、コンデンサを付けてみた。それで成功したのは、YAMAHA TG-77、SY-77だった。行き詰まってしまい、トランジスタ回路の基礎を学び直した。そのとき使った、回路シミュレーションのプログラムが、僕を大きく変えることになった。CPUが、高速化時代に成り、パソコンのCPUの高速化等研究勉学をした。また、Digital・Signal・Processorという物も作った。当時は、精々Digital・Effectorに使ったくらいだった。回路SimulationのProgramで4次ActiveFilterを研究していた。気がついたのは、もしかして、計算式で、音の周波数なら、画面の波形と違って音が出るかも・・・。Windows 98の時代に、Software音源についても学んでみた。複雑な計算式を、音にすることが可能だった。しかし、同時発音数に、限界があった。それでも、Analog・Modeling・SynthesizerのProgramは出来た。唯、音質は余り良くなかった。USB-Audioを組むのに、D.S.P構造で作ってみた。僕なりに満足できる物は出来た。アナログ回路で、デジタル制御だったときと違い、完全Digital・Synthesizerの元が出来た。SD-90と言う音源が元となった。また、Windows XP時代に、Software・Synthesizerを完成させていた。そのD.S.P版で、今のKeyboardがあるが・・・。SD-90に着目してくれた、お爺さん達がいた。『是非プロ用Synthesizerを作って欲しい』との以来だった。すぐさま取り組み、プロ用JUPITERは完成した。また、プロ用Digital・Multi・Track・Recorder等も作った。僕は、JUPITER-80に掛けた。Super・Natural・Acousticと言う音源の機能だ。作ってみたい物だった。僕なりに、かつてのJUPITERをしのぐかも知れない、JUPITERを作れたと思った。かつて、人々を魅了したJUPITERとは異なっていたかも・・・しかし、Analog・Modeling・Synthesizerで、音色など微妙なところも調節出来るSYSTEM-8を発表した。今は、昔のJUPITERに変わるかと思った。しかし、Analog音は深かった。また、昔のPatting・Synthesizerが人気を集めているらしい。僕は、色々研究してきたが、記述者としては、中国の原始的な奴だと馬鹿にされている技術者だ。唯、ナノダイヤの粉末での、量産の機会が無いだけだ。誰も、ナノダイヤの粉末に気がつかないままだった。

LSIを起こす為のフィルムも、ナノダイヤの粉末で作らなければだ。唯、松本零士しに憧れ、アニメのスプレーでのフィルムの作り方は、教えてもらった。その技術で、自分の手で、LSI-Chipのスプレーにも挑んだ。超大規模LSIと言って良いだろう。また、誰も、分析は不可能だと思う。また、2000年頃から、今時、中国の原始的なことしか知らない教授だと、学生にも馬鹿にされていたので、教えると言うことも無く、この社会情勢の中、『Synthesizer』を知っている人も少ない。僕なりに、Digital・Synthesizerはやり遂げたと思っている。YAMAHA 8オペレータも僕なりのD.S.Pで作ってある。

また、初音ミク始め、古いタイプのアニメだが・・・、2012年には、3Dレーザー光でのVOCALOIDも作れた。また、VR映像という物があるとも聞き、重ねて表現したりしている。『Synthesizer』は、また、昔のAnalog・Synthesizerの自作あたりからか・・・

誰も付いてこなかった、技術者の日記とも言えるだろう。

僕自身、Patting・Synthesizer自体、作ってみようと思っている。

Digital・Synthesizerで、疲れ果ててしまった。

誰の為でも無い、自分で作りたかった物だった。

その結果は、業務用JUPITER 等・・・

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