本誌の回路、定数は合っている感じ

本誌の回路、帰還も深くかかっている、唯、Vb-e Va-kの問題だけかも・・・

アメリカ製のMulti-Meterではそれ程の差は無いが、台湾製のMulti-Meterではかなり正確にも止まる。今は時期的に、エアコンなどを使うので、良いような悪いような・・・

アメリカ製のトランジスタが良いか、China製トランジスタが良いか、疑問符だが、500本位買って、電圧の差のないものを選ぶしか無い。

回路を単純化するためのコンデンサーであり、直流帰還は深くか掛かっている。

唯、ペアトランジスタVb-eが、等しいとは限らない場合があり、単独のトランジスタで、構成した方が良い部分もある。ペアトランジスタと言っても、熱結合された物では無く、当時オーディオ用の初段に作られた、エミッタ共通という物であり、ペアトランジスタとして意味はないものだ。

今、日本製のトランジスタは、ほとんど無いのが現実だし、このDigital時代に、アナログの回路用は、それ程、特性は揃っていないのかも・・・、ですから返って、Multi-Meterで、電圧の揃ったものを選びやすいとは思う。

この特性のそろえ方で、それぞれのオリジナリティーの違った、Synthesizerの音となる事は間違いないが、部品の違いによる、音の違いにもつながる、大切な部分でもある。事にVCFと言う回路は、音色の違いがてきめんに差が出る。フィルターに使う、コンデンサー自体の容量も、そろえた方が良いとは思う。

CA3080Eを使った回路では、スチロール・コンデンサの1000[pF]の物を使っているが、音色は、ローランド社製とは、少し異なっている。

トランジスタダイオードの違いは、それぞれ、時代の違いともいえる。

単に、ざっと見ただけでは、解りずらかったが、初心者向けには良く出来ている回路だと思う。コンデンサの値に0.068[μF]を用いているのは、ダイオードトランジスタの多少のばらつきは、影響が少ない物と思う。ばらつきが大きく出るのは、1000[pF]等を使ったときで0.068[μF]では、かなり音色も異なると思う。

そろそろ、Analogue・Synthesizerの制作にも、取りかかろうかとは思っている。

この夏が過ぎ、涼しくなったら、始めようかとは思っている。

VCFの音を決めるOP-Ampも、LF356Nでは、少し違ってくるかです。

OP-Ampの違いも、音色の違いに現れてくる。

色々と試してみるのも一つだとは思う。

無難なのは、TL072あたりだとは思っている。