かつて、OP-Ampは、uA741、uA301と言った物が普通でしたので、ftは低く、Audioはタイでは使えませんでした。また、入力Impedanceも低く、Audioには、不向きな物でした。主に直流加算機として使われましたが、FET-入力のOP-Ampの出現により、ftは、高くなり始め、今日の様な、単に高速、Hi-Impedanceと呼ばれる、汎用OP-アンプは普及しましたが、現在では、単一電源OP-Ampが普通と成り、+5[V]または、+3.3[V]用のOP-Ampが一般的となり、かつての、TL071~TL074と言った物やTL081~TL084と言った物が、ほとんど使われなくなりました。一部TL061~TL064は多少使われるのかもしれませんが、ほとんど使われなくなっています。ですから、テキサスのBipolar-MOS入力OP-Amp波余り使われていません。余り、名前も聞かなくなった物をAudio用OP-Ampとか勝手に名前を付け、販売しようとしているのでは・・・。FET等も、現在は、古くなってしまった物を、Audio用として、高値で取り引きしているようです。一般的では無い、Impedance変換のFETのComplementaryは、名前も知らないと思います。僕は、規格表を見て、その用途によって使い分けていますが、部品番号は、新しい物になっています。J-FETのComplementaryの入力等は、一般的では無く、Impedanceは非常に高い入力になります。Conductance(増幅度)が高く、ftも比較的高い物も有りますが、やはり一般的ではありません。Complementaryで、使うCaseも、Discreetでは、ほとんど例がありません。今は、古くなってしまった物を、Audio用として、かなりの高値を付けていたのに、気づきましたので、指摘させて頂きました。決してAudio関連部品もかつてのStereoの部品やRadioやTelevisionの部品ではありました。色々が、Digital化され、部品も売れないのかもしれませんが、かと言って、かなりの高値で売るというのは、解せないと思い、指摘させて頂きました。また、一部のDigital部品も、かなりの高値を付けているのが不思議です。8Bitの時代、余り売れなかったもにのも多いです。China版もかなりの安値を付けている中、当時より高値で取り引きするのは、どうか・・・と考えてしまいます。若者が知らない部品だと言うことを良いことに、けしからんと思い、『ブログ』に取り上げました。色々がAnalogueだった時代の部品は、今は、DIP型や、手差しが出来るTypeで無く、SOP部品、チップ部品がほとんどです。ですから『Handmade』で使える部品が限られてきますが・・・、ある意味で中途半端な部品をAudio用で高値で取り引きするのは、解せないと思います。不景気を背景に、けしからんと思います。