今は、積層Ceramicだが・・・

かつては、積層Ceramic-Condenserはなかったので、電解コンデンサとセラコンを使った電源のパスコンとして使っていた。かつてのやり方も、今も使っています。

5[V]の安定電源でも、Digital回路では、電源の引き回しが多く、パスコンを用いてトラブル解消をしています。パスコンにより電源のImpedanceを下げる働きを持つ事が出来るからです。

大きなブロックとしては100[μF]と0.1[μF]のCondenserを使います

また、発振防止や、ちょっとしたTimingのTroubleには30[pF]~56[pF]を使うと何故かTroubleから逃れられる事もあります。

それは、経験値であり、今のLogicの水晶発振では7[pF]~10[pF]を使う事も多い私です

74AC-Typeと今時の水晶振動子の浮遊容量には7[pF]~10[pF]で、丁度良いのです

10[pF]の容量抜けにも参りました。

何故か水晶発振器が発信しなかったのです

新しいセラコンの30[pF]では、Ringingが起きてしまい、容量オーバーしていましたので古い10[pF]を使ったら、今度は発信をしなくなりました。それもずいぶんと悩みました。

電源回路の発振防止Condenserが、何故か意味が無い物があったのです。それが古いCondenserの容量抜けを知るきっかけになりました。新しいセラコン(中国製)の10[pF]や7[PF]で水晶発振器は作れる事に成功しました。

今時の水晶振動子は、浮遊容量が小さいです。Logic回路の遅延速度にもよります。その値も、経験値を自分で見つけるしかないです。

できるだけLogic-ICには、パスコンを入れる様にするのもTrouble減少に繋がります。

0.01[μF]から0.1[μF]を使えば多分大丈夫だと思います

Condenserによっては、漏れ電流にも注意を図って下さい

電源がたまっているCondenserのショートは避けて下さい。容量抜けの原因にも繋がります。たかが積層Ceramic一本でも、トラブルを防ぐ事も出来ます