昭和の時代のAudio-Boom

今からすると、非常に滑稽な物だった思う

Stereoが世に広まり始めた頃

60[W]+60[W]で6畳間のStereoAmpとも呼ばれた

実際、20[W]+20[W]のAmpと10[cm]Full-Range-Speakerでもガンガンだった事は覚えている。

製品版と、自作の物と何が違うのかでした

唯、Record-Playerは、比較的真面目な物が有ったとは思いますが・・・

後にDC-AmpというAmpの回路図も自作用の物がありましたが

考えてみれば非常に滑稽な物でした

差動増幅器も使わず、TransistorのE-Cの信号が逆になる事を使った

E-C分離回路などを使った準Complementary-Amplifierも作ってみました

あの頃は、まともに動けば、ザーと言うWhite-Noiseが出た時代です。

一台6CA7のSingle-Stereo-Ampを設計して作った時代でした

DriverにMiniature管の少し背の高い物を使った覚えがあります

12AH7だったかな・・・、初段に12AT7か何かを使った気がします

Heaterの電圧が12[V]だったのは覚えています

たまたま買った山水のTranceが6.3[V]が2つはTapがあったかな・・・

良く鳴ったと思います

6[W]の出力Tranceでしたが10[W]+10[W]位は出力が有ったと思います

その後、Tranceの会社がやたら倒産してしまい何が起きたのだろうと思いました。

今も、ほとんどTranceを作る会社はないのでは・・・

やはりスイッチングレギュレータが世に出たショックは大きい物でした。

今でも保存しておけば良かったのかな・・・

古すぎて絶縁破壊を起こしたら・・・と思いました。

新しい形式の電源Tranceは持っています。

それも在庫限りの物を数個買いました

まだ、電源装置にはしていません

±15[V]電源に使う予定で購入した物です

今でも当時のStereoとして良い音がする物と言ったら

管球Ampでしょうか?

Audio用のSemi-DriveのTransistorが手に入りませんから

Netでは在庫があるのかもしれませんが

当時の製品かどうかは怪しいです

中国製か・・・とは言っても自作用のRead線Typeは、日本では作られていません

もしかしたら、品番だけ変えた、悪質な物かもしれません

怪しいので対替え部品を使います

DC-Ampになって、Audio用として世に出ていた時代

日本はGame機時代、Word Processor時代でした

1990年代にAudio部品はほとんど無くなりました

需要がほとんど無かったからです

真面目な回路図も公開しましたが・・・

部品が手に入りません!!