双極性疾患と統合失調症

『双極性疾患』か『統合失調症』か、診断は難しい

統合失調症』でも、Hi-Tensionの時があったり、『引き籠もってしまう』という症状もあります。とても難しい判断なのですが・・・、『統合失調症』は、後発製の疾患の場合が多いです。先天的に、学生時代から、出来るとき(On-Mode、活躍Mode)と、出来ないとき(Off-Mode、休息Mode)が有る人は、双極性疾患の場合が多いです。

また、『統合失調症』と『脳機能障害』も似たような症状があります。今は、『統合失調症だ』と簡単に、病名が付けられる例が多いかもしれません。医師として、その病名は、処理が楽だからです。

幼い頃からの『発達障害』という判断は、難しい側面があり、知的障害との兼ね合いもあり、ある程度、育たないと判断が難しいようです。障害と言うより、奥手の子供達もいます。だから3歳児健診などで、親御さんが、親子の考え方は・・・と、幼い割に、大人のような判断をしているという、観察力がいります。大抵、その時に知能検査をすると、知能指数が高かったりします。その時に、ボーイスカウトなどに通わせないと、犯罪意識を持った人になってしまう例もあります。大抵、ボーイスカウトを出ても、ごく普通のお子さんになり、大人になったときは、一般人になってしまうことが多いです

病的な症状が残ることは、あまり例がありません

学生時代より、一般に会社勤めなどに出てから、無断欠勤などの症状が出る場合もありますが今は、学校の『不登校』などの症状もあり、障害を持っているかの判断は難しいです

ですので、『引き籠もり』は、障害者ではありません

『引き籠もり』では、医者に連れて行って診断をしてもらうことは困難な例が多く、精々『自閉症』と付けられるケースは多いです。

一時、『自閉症スペクトラム』が話題になりましたが、先天性自閉症と、後天的自閉症があります、全社は発達障害による『自閉症』ですが、後者は、何らかの心のゆがみから来る『精神疾患』による『自閉症』です

後者の場合は『高校』を卒業してから現れるケースもあります

後者は、判断も難しく、中々世の中に出られない結果になります

双極性疾患に似た病も多いです『多重人格』という症状もありますそれは、神経症の類いで重度障害に値しません

ただ、『統合失調症』と『躁病』に関しては、精神疾患でも『重度障害』二属する疾患です

今では、中々『統合失調症』と診断されるケースはないです

統合失調症』は、入院を必要とする病で、治りは、非常に悪いとされています

入院経験の無い人で、『統合失調症』と病名が付く例は、ほとんどありません

『双極性疾患』と判断されるのに初めは『鬱病』と診断され、かなり経ってから『双極性疾患』ではないかと言われるようになり、診察を繰り返して、症状が出れば『双極性疾患』とされる例もあるという、まれな病なのも事実です