i8086-8088機械語ハンドブック 機械語徹底入門の本

誰もが、『機械語徹底入門』と言うタイトルで、馬鹿にしてしまって、目を等していないのが、現実かも知れません。昭和61年の本で、第2刷なのですが、ほぼまっさらの本です。本屋に寝ていた物と思われます。当然ですね。世の中では、まだ、PC8801が全盛で、当時、CP/M80が騒がれていて、8086-Processorに、関心が無かったと思われる時代です。16Bitマイコンに、関心が無かったと思われる時代、まっさらな本は、読まれることが無く、突然CP/M86からMS-DOSへと変わり、MS-DOSもMS-DOS3.1頃から、急速に普及して、Microsoft-Macro-Assemblerが、急速に普及し始めてから、16Bitコンピュータに、興味を持つ様になったと思われます。それまで、確かに、8086,8088は有ったのですが、パソコン自体も、かなり高価だったと思われます。まだ、世の中では、CP/M-FORTRAM77が、使われ、騒がれていた時代です。また、CP/M80と言う何変わり、CP/M68Kとの違いがあると言われていた時代もあります。アメリカでも、まだ、CP/M-ApplicationのWord-STARが、加担に使われていた時代で、突然のCP/M86の話から、MS-DOSへという話、おそらく、余り関心が無かった時代だと思います。ですから、まるで、今になって、宝石箱を開ける様に、この本を見ている私自身不思議です。16Bitマイコン、こんなに、奥が深かったのか、こんなに機械語レベルが優れていたのか・・・と思いますが、ハードウェアは、i8080に近くZ80が、断然、D-RAM-Controller内蔵で、優れていた時代です。だから、日本では、Z80パソコンが、アメリカでは、6809パソコンが、当たり前な時代で、16Bitパソコンは、余りにも、高価すぎて、誰もが、手にすることが出来なかったという時代だったと思います。唯、世のゲーム機が、16Bitに走った頃から、16Bitパソコンが、注目を集めましたが、とても高価すぎて、手にすることは無かったと思います。ほとんどの人が、8Bitパソコンを使っていたと思います。16Bitパソコンの値段が一台70万円もする代物で、手にすることは無く、8Bitパソコンと、ほぼ同じくらいの値段になった頃(20万円台へ突入)した頃から、世に出回ったと思われます。それまでは、『ゼッパチ』時代が、主流だったと思います。普及期は、80186とか80188と言った、8086や、8088より、ハードウェアが、安価になってから世に出回る様になったと思います。今では、8086,8088の原型を、見ることは、稀ですね。Chip-Set自体が、まだ、i8080とほとんど変わらなかったため、Z80が普通でした。やはり、ゲーム機の影響は、大きかったのですが、日本では、ワープロという機器が当たり前な時代で、パソコンには、誰も、目がいかなかったと思います。インターネットが、騒がれても、まだ、高価すぎて、家庭での普及は、かなり遅れたと思います。それは、Digital・Synthesizerも同じで、未だ、Analog-Synthesizerの神話は、消えないと思っています。Digital・Synthesizerを知っている人は、ほとんどいません。唯、GM音源とか、GS音源という、パソコン音源のD.T.Mは、学生でも知られていますが、Digital・Synthesizerは、やっと、YAMAHAの8オペレータで、Keyboardとして、買った人がいる程度です。未だ、『Y.M.O』の頃のAnalog-Synthesizerの神話が消えないままです。ブログを書きながら、非常に難しいと思いながら書いています。まず、『シンセサイザー』って何?、と言う人も最近は、多いかも知れません。今に成って、MC-8に変わるマシンなんて有るの・・・と言う人がほとんどです。D.T.Mと、Analog-Synthesizerを接続したという例が、無いと言って良いでしょう。まず、MIDI音源と、Analog-Synthesizerとは、ほぼ、全く関係ないと言って良いと思います。まだ、『シンセサイザー』って何?、と言う人がほとんどだと思います。