VCA 真の動作領域が解りましたが・・・

VCA真の動作領域は解りましたが、Signalオフセットの調整が難しく高い点の半固定を付けました。また、Signal・Impedanceのバランスを取らなければ、信号が、フィルターが掛かった様になってしまい、33[KΩ]の所を100[KΩ]にしたら、波形がリアルになりました。やはり、直流増幅器は難しいです。ちょっとした、バランスの関係で、発信してしまったり、Impedanceを高く取り過ぎても上手くいかず、できるだけ、低い方が良いのかも知れません・・・。かつての74LSタイプの様に、電流帰還回路は、電流を流さないと、安定しない物かも知れません。僕は、TL072CP等、入力インピーダンスの高いOP-Ampを使っているので、ある意味、難しさを感じています。それに比べLM3080、CA3080Eは、入力インピーダンスが低く、出力インピーダンスを変えることによって、ボリュームとしての動作をします。それも増幅度"1"の帰還回路にして、安定化をしないと、いくら、4[mS]のFETで受けても、増幅率は、メチャクチャ高く、定数を選ぶのが大変でした。オシロスコープのおかげで、大分落ち着いた波形になっています。オシロの波形からは、誰もが、VCAは無理なのでは・・・と思ってしまうかも知れませんが、僕の構想の中では、波形が多少鈍っても、誤差の範囲内だと思っています。あえて、正弦波では無く鋸波を使って、計測しています。フィルターが少し掛かった感じですが、それは、LM3080Nのインピーダンスが高いからでしょう。出力にインピーダンス変換の2SK246Yを使って、なおTL072を使っても、浮遊要領は無視できません。それだけ、LM3080Nの出力の浮遊容量は、小さいと言うことです。非常に、浮遊容量は、無視できないほど、小さい物なのです。TRANS CONTINENTS AMPLIFIERの難しさを感じています。フィルターに使う分には、無視できるだけの1000[pF]を使う予定です。増幅器となると、難しいですね。微妙な調整が、また難しさを感じています。ここまで来て、やっと、形になりました。もうこんな物でしょう・・・と諦めは付いています。出力電圧についても、3.0[Vp-p]を得るのがやっとです。2.3[V]くらいでも、仕方ないです。絞り込みが大変でした。多回転半固定で、何とか、物に出来ると思います。オシロスコープに、波形の電圧が出ます。絞り込んでも、最小80[mV]最大2.7[V]くらいが、今の限界です。もう少し絞り込めるかも知れません。突然ドカッと電流が流れるのが、LM3080N、CA3080Eの特徴なのかも知れません。Signal電圧の入力のバランスが難しさを感じました。4-VCAです

f:id:Analogue-Synthesizer:20210306165004j:plain