6809機械語(アセンブリ言語)の利用について

68系には80系の様なレジスタ群はありませんが、6809には、高速なページアクシスと言う手段をレジスタ群代わりにすることも出来ます。256バイトのレジスタ群と言ったら良いでしょうか・・・。また、80系では考えられない、間接アドレッシングばかりという、一風変わった物であり、80系を得意としていた人達は、戸惑いを覚えるでしょう。そこは、半世紀も前の『ミニコン』の扱いに似ているのかもしれません。一時CASLと言う疑似アセンブラが、情報処理検定にも使われました。どちらかと言ったら、間接アドレッシング主体であり、80系の様なレジスタ群という物を巧みに操ることはしない物でした。僕自身Z80レジスタ群と、間接アドレッシングを中心に、構造化プログラミングを行ってきたので、ダイレクトアドレッシングのプログラムを作ってはいませんでした。全て、ラベルという名を使い、構造化プログラミングを進めていました。その辺は、6809に通じるところかと思っています。かつて、1993年に自分で作った、アブ祖リュードアセンブラが有ります。それを動かすことは、少しテクニックがいりますが、ラベルを用いることによる、ダイレクトアドレッシングとは、少し違う形で、プログラムを作ることも出来ます。ラベルという、シンボルを使うことによる、エディタ、CP/Mでは、ZSIDとか、Z-Visionと言う、ツールがありました。まず、6809の間接アドレッシングで、悩んでしまう人も多いかと思いますが、慣れの問題だと思っています。6809にどうしてもなじめない人には、やはりZ80とか8085Aがお勧めです。レジスタ群を、うまく操るやり方は、ある意味、テクニックがいります。80系でも、どうしても、AレジスタとHLレジスタを、中心に使ってしまう傾向にあります。それなら6809の法が、楽かもしれません。僕の得意としている分野は、6809でも、ほぼ同じかもしれません。唯、完全な間接アドレッシングに少し戸惑いは感じています。最近のロジックICで悩まされ果たして基礎となる水晶発振器は正常に動くのか、心配なところはあります。使うコンデンサが、30[pF]から5[pF]とか3[pF]と言う値に変わっています。それだけ、信号伝達速度は、早くなっていて、増幅度も高いです。増幅度を、抵抗で押さえると流れる電流が増してしまいます。ある意味で、駆け引きです。何とか8[MHz]、9.8[MHz]には、対応しました。次に16[MHz]、19.2[MHz]に対応させなければならないです。単に、コンデンサの値をとき3[pF]にしてみます。後の回路は同じで良いのかも・・・。部品到着まで、また一週間延びました。送料というコストの削減の為致し方ないです。6809の水晶発振も、昔の値で良いか解りません。リンギングを起こしていたら容量を下げるしか無いです。