8Bitレジスタ扱いは、Z80や8085Aは、8Bitデータなどは扱いやすいのですが
16Bit扱いと成ると、やはり6809の方が断然作りやすく
16Bitで扱う為に、8Bitレジスタ間をZ80ではたらい回ししなければならず
また、16Bitペアレジスタとして使うにはBC、HL、DEレジスタの3個で
Aレジスタ中心の演算が、返ってまどろこしい結果となり
16Bit-Address計算などは、断然6809の方が優れており
Z80-Assembler言語で、僕のしている事が、なんと回りくどい事をしているのかと思う様に成りました。ある意味では『6809-Assembler言語』の方がSequenceには向いているのでは・・・と思うこの頃です。
『6809』がミニコンに相当しているというのは確かな事です
アーキテクチャーを見た限りでは、Z80の方が優れているのでは・・・と思うかもしれませんが、簡単なSequenceで、何でこんなに、レジスタ間での、無駄なDataのやりとりをしなければならないのか・・・と思うこの頃です。
6809は、6800の上位コンパチブルで、6800との比較は書かれた書物は多いのですが、80系と比べた書物はありません。
今時、6809は、資料すら少ないですが
また、D-RAMを使うのは困難ですが、S-RAMももう半世紀も経ち、中国在庫もほとんどありません。
P-ROM、S-RAMが、ほぼ入手不可能に近い状態です。
そんな中、僕自身、昨年末までに、良く揃えられたと思っています。
6809のMachineを作り始め、ある意味単純というのか、解りやすいというのか
Hardwareもそれほど複雑で無く、CompactなSystemに仕上がります
唯、割り込み処理に関しては、少し劣っているのかもしれませんが
沢山の割り込み処理を行う事は、まれですので
そう言ったSequenceに対してのみ、Z80を使えば良いのかな・・・
Analogue・Synthesizerを動かすと言った、単純なSequenceには、『6809』の方がずっと優れていると思います
ある意味で、Z80-ニモニックが、馬鹿らしくなってしまいました
6809は、どちらかと言ったら『C-ライク』のマシン語です
Jump命令他、間接アドレッシングは、Assemblerでマシン語の制作を任せ
Programの単純化、構造化を進めて行けば良いです
何も、1-Stepごとの動作確認など必要ないと思います
Microcomputerを学ぶ上では、Z80は向いていますが
Microcomputerとしては、『6809』の方が遙かに優れています
相対AddressのCPUとして、優れていると思います
疑似16Bit-CPUとも呼ばれた理由もわかります