68系は、Z80の様な、I/OMapは無いので回路設計が少し大変

6800、6809は、Memory-Map上にI/O-Areaを作らなければならず

僕なりに、ROMAreaに、マスクを掛け、I/O-Areaを作っています

Z80と同じく、256Byte分のAreaを確保していれば

簡単な制御には問題は無いだろうと思いました

事にCRT制御等が無いので、8KByteのArea等取る必要は無いと思いました

今でこそ、そんな設計も出来ますが、かつては、かなり大変だったようです

かつて、まだ74Seriesも、揃っていない頃大分苦労して、回路を考えた本などを見て

今では、Logic回路も増え、かなり単純化できますが

まだ、74-Seriesも少なかった頃は、大変だったと思います。

マスクを掛けるのに、苦労しているようでした

マスクを掛けさらにそのAreaにI/Oを付けると言ったTechnicも

今でこそ簡単ですが、そんな事まず考えられなかった時代も有りました

Memoryが512[Byte]からいきなり4[KByte]のROMに成り、マスクを掛ける方法が見つからず、苦戦した回路図を見ました。

今でこそ、簡単に組んでしまえますが、昭和末期では、大変だったでしょう

また、6821や6850を接続するのにも悪戦苦闘している回路図だと思いました

今でこそ、簡単に組めますが、当時は、大変だったと思います

CSが単にDecoder用でしか無い事が解り、僕なりの回路の単純化を図っています

また、割り込みについても、考えていたよりも単純で解りやすく

当時は、80系より進んでいた事が解ります

また、割り込みLSI-8259の登場や、Z80-ModeⅡ割り込みなど

新しい物が登場してくる時代と成り

68系は、段々その姿を消して行きました

ですから、参考書なども、当時の富士通FM-7~FM-11用の物しか無く

Assembler付きのTypeで無いと、機械語は、さらに難しい扱いと成り

80系のような、手書きAssemblerが難しい68系は姿が無くなって行きました

パソコン版でFDを使ったBASICやAssemblerもセットになった道具が付いていないと6809は、事に大変だと思います

ROM化Toolを作っても、ほとんど、6809 Cross-Assemblerは使われなかった感じです

機械制御等には6809も使われているようですが

パソコン版では16Bitパソコンの登場により6809の出番は無かったようです

その意味では16Bit疑似-Microcomputerと言っても過言では無いのですが

やはり、CPUの処理速度が1[MHz]とか、2[MHz]だと聞くと

Z80-2.5[MHz]や4[MHz]の方に目が行ってしまい

Machine-Cycleには気がつかなかったかもしれません

Z80も『M1』Cycleと言う、Machine-Cycleで動いています

また、やはりDynamic-RAMが使えた、使えなかったがかなり影響しています