かつての10[cm]Full-Range-Speakerの理論と現実

今では、単にデザイン的に3waySpeakerのWooferとして使われるように成ったがかつては、10[cm]FullRangeSpeakerと呼ばれ、低音から高域までほぼ広く再生でき、当時の学生向けのAudio機器の自作に使われた。僕のその頃の発想では片方のSpeakerBoxに10[cm]Full-Range-Speakerを16個使えば、38[cm]の口径のWooferを使ったのと同じ面積に成り低域まで出るのでは・・・と期待したが、20[cm]の口径のFull-Range-Speakerで能率を上げたら低域が出にくくなり、中高域ののびが凄くPA-Speakerとしては、かなり鳴り響くスピーカに成った

今でも、思い出のあるSpeakerで、10[cm]FullRangeで、低域までのびのあるSpeakerを探してみた。もしかしたらジャンク品で、10[cm]のSpeakerが残っているのでは・・・と期待した頃、買った物が秋月電子通商さんのSpeakerの800円の物だった

Speaker-Boxに10[cm]FullRangeSpeakerx4でも低域はガンガンに出せた

単に、AmpのNFBを工夫して、Low-Boost回路を付けてみた。100[Hz]以下で20[dB]はBoostする回路を使ってみた。10[cm]x4でも、ガンガンの低域だ。

その後同じかなと期待した。買ってみたSpeakerは、少し周波数特性に欠けるがそれ程悪くはない

8[Ω]10[W]のTypeの物で、学生さんの自作には向いていると思う

一本350円の物で、それなりの音には成るかなー

10[cm]10[W]x4なら、最大40[W]入力には耐えるので自作で実験用Speakerとしては十分だと思う。壊れたときも考え少し数を買っておいても悪くはないSpeakerだ

前に残っていた10[cm]30[W]の物より少し質は劣るが、自作Ampなどをスマホの弱から信号を取り出したり、パソコンのヘッドホン端子から信号を取り出して、Ampの実験に使うには十分かと思います

学生さん向けには、十分かと思います

格好もされほど悪くないです