『Z80マイコン』と『MC-8』、今では・・・

MC-8、当時は、120万円もする、自動演奏記の大蛇でした

僕は、TK-80に、お金を費やしていた頃でした。何とかTK-80でMC-8同様にしようと考えていました。自作のAnalog・Synthesizerを動かす予定でいました。

いざ、東京へ出てしまうと、目に付いたのは、小型の、タイプライターの様なパソコン、PC-8001、値段が、RAM32KByteで、16,8000円なのが、目に付きました。

使っているProcessorが、Z80-CPUだったので、Z80マイコンの使い方という本を買いました。パソコンで動かすには、やはり、I/Oが必要で、当時、Z80-PIOで、動かそうと考えました。当時は、まだ、マイコンの部品も、高価だったので、Z80-PIO一本で、動かす、シーケンサーを考えました。そこに、秋葉原で、電子オルガンボードを見つけ、余っていたポートを埋め尽くしました。意外とシンプルで行けるなーと思っていました。

PC-8001も、CP/M等に興味が言ってしまい、結局120万円くらいは、掛かってしまったと思います(笑い)

今は、Z80ファミリのC-MOS版で、組み込みマイコンから卒業しようと、作り始めました。今は、Digital・Synthesizerと、パソコンのD.T.Mソフトで、何か、『昔が懐かしい』と言うか、『夢があった』と言うか、これから、始まるぞ・・・と言う時代でしたね。

今になって、YouTubeなどに載せている、MC-8 可哀想に思えます。このVOCALOIDなどがある時代、また、USB-Memory、SD-Cardの時代、カセットテープでは・・・、本人かっこいいと思っているのでしょうか・・・

今のD.T.Mでも、データ形式の元は、同じです

その名残の部分の写真です

一小節あたりの数値は大きいけれど、MC-8とほぼ同じ事です。

僕自身、テクノで・・・と思うと、ベロシティー値を手で、入れ直します。

単に楽譜から入れると、ベロシティー値は、100で固定してしまいます。音の強弱って必要ですよね・・・。後から、手で入れ直すのが結構大変です。

Analog・Synthesizerでも、VCAを、非直線にして、ベロシティー値を送れば、音の強弱も表現できるって知っていますか、VCFへも同じ事です。昔の『MC-8』に近い、自動演奏記をと思えば、Z80マイコンで、自作でしょう。それももう、半世紀も経ちます。電池バックアップも、かなり古いですね。やはり、Fileにして、保存するのが一番かと・・・

それには、Z80でも、CP/Mを動かすとかが一つの手です。僕は、何とか、Z-Visionを使える様にしましたと言っても、Windows XP用です。

やはり、インターネットに繋がっているパソコンでは・・・、オフラインの物で無いと・・・と言う部分があります。Z80-CPUの40pパッケージ、また、作り直し・・・

本をもう一度、よく読み直しました。やはり、肝心な信号は、システムクロックです。MC-8でも、同期クロックが大切ですね。

何故か、Z80密かな、人気が出ているのかも・・・

Analog-Synthesizer懐かしいのは、今は無い、カン型のop-ampですね。雑音は酷い買ったけれど・・・

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