Z80-CPU、動作しないときは・・・

Z80-CPU Boardは作った物の動かないときは・・・

まず、Clockが4.4[V]以上有ること、Reset回路が確かなことを確かめて下さい。

次に、RAMを読むか読まないかです。Programを短くして、ループさせ、オシロスコープがあれば、信号を見ることが出来ます。全く意味の無い様なProgramのループでも、Iまずは、MemoryのReadが出来ることを確かめ、/MEMRを確かめてみましょう。次に、/IORQと/IOW、/IORを確かめ、/MEMWを最後に確かめましょう。唯、/IOR等、信号が出ていても、I/Oロジックが、遅いと、/MEMWが動いていないという症状になる、Programの命令もあります。僕は、そこで悩みましたが、HC-Typeで作った、I/Oではだめだと判断をして、AC-Typyのロジックに切り替えました。他のMachineもありましたので、I/OBoardは確かめたつもりでしたが、また動かず、82C55の、Programming-Commandが、たまたま、80hCommandでしたので、もしかして、I/OBoardのD7ラインに問題があるのでは?と勝手な推測ですが、それが、あたり、D7LINEの半田つげ不良に当たりました。結構、頭の運動になれますね。それには、順を追って、Loop-Programや、簡単なオシロでも、何処がおかしいのか、自分なりに判断してみて下さい。かなり、難しい作業になると思います。僕は、結果、ミニマムSystemから、多分、大きなI/OBoardでも、おそらくいけるのでは・・・と作りましたが、後処理が大変でした。I/O-Boardも、ミニマムBoardを作り、テストした方が良いです。HC-Typeのロジックを使う場合、I/Oのタイミングでは、どうしても、/IORQ-1Waitは仕方ないと思って下さい、ブログに、何冊かの本を紹介しましたが、単に、LS-Typeの資料では、単に、推測と、実践のみです。HCTypeは、LS-Typeより、ずっと動作が遅いDataの物もあります。STypeの代わりに、AC-Typeを使っても、無意味な部分が多いです。LS-Typeを使っていた頃は、電圧より、電流量でしたが、HCや、AC-TypeなどのC-MOSでは、電圧制御ですので、参考まで・・・、ですから、下手なロジアナより、意外と、テスタなどでも、半田付け不良など、発見しやすいです。落ち着いて、順を追って、回路を確かめてみて下さい。また、単に、ロジックICを、ソケットから抜いて動かすことは、避けて下さい、やはり、C-MOSですので、他の回路まで、破壊してしまいます。CPU等は、壊れにくいと思います。そのためには、できるだけ、小さな回路で組むことをお勧めします。今時、IC-ソケットを馬鹿にしないで下さいね。壊れたとき、部品の外し方によっては、蛇の目基板は、壊れやすいです。また、スルホール基板は、スルホールが、部品とともに、抜けてしまう事が有ります。失敗を重ねて、覚えていくところかも知れませんね。