Analog・Synthesizerの心臓部について

今まで、いろんな形で、Moduleを紹介してきましたが、一つだけ紹介しなかったモジュールが有ります。それは、計算式では完成していました。また、計算式による、シミュレーションModuleも、Software・SynthesizerやD.S.Pによる、Synthesizerでは完成していました。Analog・SynthesizerのHardwareでは、未だ完成できませんでした。それは、先に紹介した、『V.C.F』というModuleです。Digital・Control・Filterの構造も解っていましたが、今の部品の精度か高く、完成は出来ませんでした。Vintage・Synthesizerを紹介したら、SYSTEM 500のModuleも、売れ切れてしまいました。唯、手に入った物は、4台のAnalog・Synthesizer本体です。今まで、紹介してきた中で、Analog・Synthesizerの心臓部は、Filterにあったのです。勿論、Digital・Synthesizerに於いても、僕のフィルターの使い方は、多分他の人達と違うと思います。それが、ある意味、生き延びてきた、Analog・Synthesizerの心臓部である『V.C.F』の使い方です。誰もが、『V.C.O』や、『D.C.O』と言った、発信器には興味は持ったでしょう。勿論、発信器を沢山使い、Filterは一個という考え方もありますが、和音Synthesizerの場合どうすれば良いかです。今まで、色々なMachineの写真は紹介してきましたが、『D.C.F』や、『V.C.F』の写真だけは無かったと思います。Activeフィルターに使う為の、LM3080Aも手に入れていますが、出力段のFETの増幅度が高く、上手く動作しませんでした。ダイオードや、トランジスタのE-B間の流れ出し部分にも着目しましたが、何故か、近年の高FET部品では、曲線部分が小さすぎて、上手く、Filterに出来なかったのです。今に成って、それは諦めました。D.T.M付属のSoftware音源でも上等だし、ROLAND社『JP-08』もよくできています。勿論フィル部分に関しても、Analog・Synthesizerそのものです。やっと諦めが付いて、ブログにしました。今後、Sequencerに関しての記事になると思います。MC-8では、カセットテープI/Fです。そこの所は、Z80系を使えば、Z-Visionと言う、道具もあります。また、Windows XPでは、Terminalモートで、HEX-Fileも扱えます。Sequencerのデータの書き込みも、パソコンから簡単にできます。また、USB-PIC PIC18F4550と言うチップもあります。ある意味、Dataに関しては、パソコンから、どんな形でも、入力可能です。今まで、『フィルター』について、拘りすぎていました。諦めることにしました。やっとすっきりした感じです。Z-Visionの写真を付けておきます。

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