Z80-Microcomputer互換Micro-Controllerが有った

かつてKC-80とかKC-82と言う、Z80-ニモニック互換Micro-Controllerがありました

別名ではOne-Core-Processを持った高速CPUでした

クロック周波数は10[MHz]でしたが、Z80-Microcomputer、40[MHz]相当と言われていました。現在では、Z80-40[MHz] CPUが存在していますので、売り出しても無理だと判断しています。

KL5C8012とKL5C8016と有りました。

もう古い話になってしまいました。

Micro-Controllerとしては、優れていましたが、使い方が難しくて、余り使われなかったかもしれません。

MemoryのSeek速度等、高速になった現在、『Z80-40[MHz]』のCPUに置き換え可能でしょう。唯、今時64[KByte]では・・・

Memory拡張方法も沢山あるか、そんな時代の中、どのように使われディバイス間高速な物はどうするのか等、課題は沢山あります。Z80-PIO 40[MHz]、Z80-CTC 40[MHz]、Z80-SIO 40[MHz]、Z80-DMA 40[MHz]が、売り出されても、Z80-PIOは使い方によっては止まってしまうと言う問題もあります。また、Seria-LSI Z80-SIOは、通信では使えなさそうです。

唯、今時は、SD-Card Controllerが必要です。またUSB-Interfaceも必要不可欠です

Floppy-Disc-ControllerやGraphic-Controllerの仕掛けでSD-Card Controllerがあれば・・・と思います。

USB-Controllerに於いて、Arduinoが使っている方法で、Z80-Microcomputerに使える物が作れれば良いですね

Z80-USB Controllerが有れば、少しは変わるのかもしれませんが、Z80-CPUの使える領域が、64[KByte]なのが少し気に掛かります。

Memory-Bank-Selectも、うまく使えば良いのですが、6809の様な訳には行きません

6809は、ある意味、Memory-Direct-Jumpなどは可能です

Jump命令は、Blanch命令だけではありません

6809独特のAddressing扱いも出来ます。その意味ではMinicomputerに近かったです。

KL5C8016は、沢山のControl-Deviceを積んでいた、Micro-Controllerでした

Memoryも高速化して、Z80-CPUも40[MHz]の時代です

こんな物も有りましたという過去の話になってしまいました