電子楽器の音階

大事な電子楽器の音階について触れていませんでしたね

人の耳は、1秒間に20回の振動(20Hz)と言うから20000回の振動(20kHz)と言う迄聞こえると言われています。楽器の中心『ら』の音(A4)の振動は880[Hz]と言われています。

『ど』"C"から『し』"B"迄、半音ずつ、12平均律音階という物があります。

("C","#C","D","#D,"E","F","#F","G","#G","A","#A","B")と成っています。

1秒間に振動する数の子とを周波数と呼んでいます。

平均律音階の周波数の求め方は、880x2^(x/12)と言う計算式で求められます。

55[Hx]~10000[Hz]位が、電子楽器の周波数です。

正式には、xをマイナスから、プラスまで整数に入れて、平均律音階を求めて下さい。計算式から、1オクターブごと、倍の周波数になることが解ると思います。それを、Analog・Synthesizerでは、制御信号は1[vV/oct]と言う制御にする為、アンチログ回路という特殊な回路が用いられています。電圧コントロールが楽になる様設計されています。その発信器を[V.C.O]と呼んでいます、[V.C.O]の出せる波形は、ノコギリ波(バイオリンの様な音)、方形波(オルガンや、トランペットの音に使われます)、後、三角波(フルートの音の様な物に使われます)と言う、波形の信号が出ます。

どうしても、電子音的になってしまいますが、それがSynthesizerの特徴かも知れません。

また、発信音を、作るのに、一つの発信器を、電圧でコントロールするTypeが使われていますが、僕は、マイコンを使う為、別のやり方を使ったりします。原音という、講習は発信器を作り、分周するLSIに、分周比を、入れて、音階をコントロールするという発信器を使います。原理は、高周波原音(2.119040MHz)を、平均律音階の表を作り、分周するLSIで、近い周波数になるよう、分周比の表を作り、マイコンで、方形波ですが、出力させ、2分周、4分周、8分周と、1/3に分周した音(G)の音を2オクターブだし、ミックスして、音の信号に使うやり方もします。80系のマイコンですと通称8253と言うタイマーLSIを使います。原音の発信器は、昔のLS625に、120[pF]のコンデンサを付け、原音の周波数に近い値に、調節をします。また、LS625は、VCOですので、ビブラートなど、LFOの様な発信器を接続して掛けたり、また、源発信器を、4台使い、少しずつ、周波数をずらし、コーラス高価を使います。昔のエレクトーンの様な音になります。

そんな、発信器を使うのが普通です。僕は、8253を使って作った音の方が、どちらかと言ったら、好みですね。

Analog・Synthesizerとは少し違った、マイコンならではの音になります。

今に成って、ROLAND社SYSTEM 500を4台買い、制御してみようかです。

また、多重録音も、したいと考え、Multi-Track-Recorderも入手しました。

今、8253の基板は、部品を外してしまってあります。

作り直さなければ・・・と思っています。

NECでは8254と成っています

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