世界的電子部品不足

このコロナの影響と思われる、部品不足、半導体のみならず、全体的に、部品不足になっている。

部品の入荷が遅く、半導体のみならず、受動部品も、値を上げ始めている。工場の閉鎖また、コロナ対策による、蔓延的な部品不足になっている。一部、入荷のめどが立たないなど、蔓延的な部品不足になっている。

また、輸入品等、入荷が遅く、一部部品では、かなりの欠品が起きている。それに対しての、入荷のめども立っていない。在庫部品も、底をついている部品屋も多い。また、Web用機器の、入荷のめどなど、立っていないところも出ている。

Analogue・Synthesizerを自作する上で、受動部品の、パネル部品等、かつての部品の入荷のめどが立たないなど、新部品に変わりつつある。かつての部品の仕入れのメドは立たない。

新しい、形式の部品か、中国部品を使うしか無いのが、現状で、半導体については、ばらつきが非常に大きい。有る意味、抵抗値等、絞り込むのが大変だ。事にLEDの動作電圧のばらつきは、激しい。値段が値段だから仕方が無い。

紹介した本に過ちが多く2SK30-GRと書いてあるが、当時のFETのことを考えると、2SK

246-Yでも4[mS]も有り当時の1.7[mS]の部品は無い。

また、代替え部品に2SJxxx等の部品は、特性が逆なので、使えない。使うなら、±を逆にしなければならず、また、温度補償抵抗など、安価だと書いてあるが、かつての半導体サーミスタという部品で、温度に対して、負の係数を持ち、VCOの10[KΩ]には、置き換え不可能な部品だ。『秋月電子通商』に昔からのサーミスタは、安いが、使うのが大変かもしれない。今となっては、おそらく誰も知らないだろうという考えでは無いかと思う本で、あまりに、粗末な本ばかりだ。今時、Analogue・Synthesizerなどの自作はしないだろう。と言う推測で書いている本のようだ。まともに、部品を揃えようとしてはいけない。回路をよく研究してからの方が無難だと思う。

自分なりすべて、回路図自体、書き直す必要がある。それには、近年の部品の基礎知識が必要になる。入手不可能な物も沢山有り、また、いい加減な代替え品が書いてあり、その儘、使ってはいけない。まず、今時、トランジスタなどを使った回路を、『ディスクリート』と呼んでいるが、回路自体、設計し直さなければならないところが沢山有る。ちょっとしたところで、単に直流分のカットでやたらコンデンサが入っているが、真に受けては駄目だ。まず、OP-Ampの使い方自体、全く理解していないと見える。

『自作Synthesizer』で検索して、3冊の本は買ってみたが、まともなのは、一冊だけだった。後は、ハチャメチャだ。