『上がる』『下がる』で学ぶ、トランジスタの差動増幅器

VB2=一定、IE=一定としてVB1が『上がる』とVC1は『下がる』、IEが一定なので、IE2=IE-IE1となりIC2は減りますのでRL2 x IC2も減ります。よってVC2は『上がる』のです。また逆にVB1=一定、IE=一定とするとVB2が『上がる』とVC2は『下がる』、IE1=IE-IE2なのでIC1は減ります。よってVC1は『上がる』結果、VC1とVC2は、全く反転した動きとなり、それが作動増幅回路の原理となります。この回路を増幅器の初段に使うと、便利な物です。後にこの回路が必要が有りますので、参考まで