スピーカには問題なさそう

低域が出ないのは、やはりアンプのDumping-Factorが低いから

Dumping-Factorとは、『アンプの出力インピーダンス/スピーカのインピーダンス』でアンプの出力インピーダンスが他界となります。DumpingFactorが低いと、低域の振動を与える能力に欠けてしまいます。と言うのは、スピーカの逆起電力と、Speaker-Boxが、密閉型で有る事が影響してしまい、スピーカに低域の振動が十分に伝わらない事になってしまう。真空管アンプなどは、Dumping-Factorが低く、それが『良い音だ』と言っている人たちもいます。勿論MOS-FETについても、出始めの頃のアンプは、Dumping-Factorが低く、真空管アンプのような音がしたと言われてきた訳です。今のDCアンプと呼ばれる物は、Dumping-Factor非常に高く160は行っているのでは・・・と言われていますが、MOS-FETアンプなどでは、今でも、かつて一時の、DCアンプと違い、Dumping-Factorが、高いとは言い切れません。また、それは、電源の可聴周波数でのインピーダンスが低い事も条件となってくるので、今のスイッチング・レギュレータは、Audioに向いているのかと言う疑問符にも成ります。一般的に、スイッチング・レギュレータはAudioには向いていないと言われた時期もあり、正直な所、Audioブームがへこんだ頃から、トランスのインピーダンスや、電源に使う大容量電解コンデンサインピーダンスも下がり、アンプの出力も上がるようになりましたが、大音量になるという事により、そういったアンプの販売が、抑制されており、その回路図を書けない一つの理由にもなっています。また、自作でも、大電流が流れてしまうという欠点も有り、恐ろしい思いをするだけで、ある意味、何のメリットもないとは思います。

僕自身6[W]位までのアンプしか回路図は書けず、8[W]+8[W]と言うアンプでも、大音響になるとも言われている中、近所迷惑を考えても、書いた僕が罰せられてしまう可能性もあり、今のFETの儘で、FETを変える事も出来ません。今のままでも、爆音に近いので、それ以上の物は、記載出来ません。精々、自作の本などに載っている、2SJ201、2SK1530のコンビくらいしか紹介は出来ません。2SJ201、2SK1530は非常に高価なFETです。

今は、法律的に、大音響が、許される範囲も決まっている中、『ブログ』に記載するのも、少し難しいです。

Dumping-Factorの高いアンプに接続したら、スピーカは問題なさそうです。そこまでしか記載出来ないです。