P-ROMの書き込み27C64~27C4001迄

P-ROMの書き込みは、C-MOSは、Vpp=12.5[V]の電圧を加える必要があります。

P-ROM Writerでは、1byteごと5[ms]位のパルスを数回送り書き込んで行きます。

今は、ほとんどP-ROMが使われなくなりましたので、解らない人は多いと思います。

昔の2716や2732には、Vppに21[V]が必要でした。

C-MOSのP-ROMの書き込み電圧もROMに示された物が多かったです。

今では、いにしえのMemoryで、詳しいことを知っている人はいないかもしれません。

書き込みに5[V]と言うのは、おかしいな・・・と思いました。

EEP-ROMでは無いし・・・です。

大抵紫外線消去可能UV-EP-ROMのことをP-ROMと呼んでいました。

27C64-10と言うのは、かつては無かったです。

日本の部品で残っていたのは、27C64-15と言う物が早い物でした。

多分川鉄のKL5C8012、KL5C8016の時代で、8Bit-Microcomputerは、使われなくなり始めていました。

工業用機器では今でも使われているようです。

紫外線消去可能でも500回が限界とされていました。

最高でも1000回の消去書き込みが可能な物は有りました。

それ程、消去書き込みが必要な物には使われませんでした。

Master-Read-Only-Memoryとして使われていた物です。

今の様な、SD-Cardや、USB-FLASH-Memoryもありませんでした。

当時は、CMTでも画期的でした。

またFloppy-Discの出現、Hard-Discの出現には、驚かされていました。

今の様にSSD等、ある意味当たり前になった時代では想像が出来ないでしょう。

4[MBit]のP-ROMは、売り出されましたが、何に使って良い物か・・・でした。

大抵、8[KByte]もあれば余裕でしたが

27C64が遅かったのと高価だった為、27C256-12等が使われた時代でした。

実際は、FD我で始めてからは、32[KByte]のROMも必要なかったのです。

よほど特殊な分野でしか使われなかったもにのです。