本誌では、単に転圧-電流変換回路と書いてありますが、Analogue・Synthesizerの[V]/octと成るように、アンチログ回路(指数増幅器)と成っており、リニアな、電圧-電流回路ではありません。回路設計に当たる、計算式も書かれていますが、実験値と、計算値とかなり違ってしまう点もあります。そのため、最終的には、高い点補填所や、二つのボリュームを使って、キーボードからのC.V(1[V]/oct)の信号により、平均律音階になるよう、調節しなければならない大切な回路です。
アンチログ回路では、今でも、ずいぶん考えさせられています。