スピーカは、音の大きさは、ワット数では無い

スピーカには、それぞれ音圧という、能率を示す値が有り、能率が92dBの物と82dBの物では、同じ出力のアンプに接続すると、92dBの物は82dBの物より10倍は大きな音が出ます。事に、今はAudioに対して全くいい加減に成っていますので、確かな音圧等記載されているかは、解りません。定格入力で示されているのか、最大入力で示されているのかも全く解りません。かなり昔から、スピーカの定格入力はいい加減な物でして、一般的に、6上までのステレオに於いて、定格入力は2[W]有れば良いと言われていました。最大瞬間入力は20[W]もあれば、十分なスピーカがほとんどでした。その頃のスピカの音圧は、大抵92dB前後でした。スピーボックスには、極端な話、120[W]と記載されていて、中のスピーカ本体は、18[W]の定格入力か18[W]の最大入力か、はっきりは書いてありませんでしたが、スピーカを外したら18[W]のWooferが付いていたという現実です。ですから、僕は、定格入力60[W]と言う、PAスピーカを使っています。音圧は、95[dB]と言う物で、最大180[W]は入るのではと言われましたが、180[W]のアンプで、かつて山の中の公園で、ディスコを企画して、PAスピーカと180[W]出力の山水のアンプを使い、スピーカが一個飛んだ事は覚えています。山の中と行っても、町は近く、ディスコでガンガンな音を出していたら、町中から『やかましい』という苦情の出る様でした。ですから、60[W]x2本でも、PAスピーカという物は、十分な、音が出る、スピーカでした。多分、8[Ω]30[W]と書いてあっても、おそらく、3[W]定格くらいしかアンプからの入力は求められないと思いました。0.32[W]でのスピーカの市稼働の仕方で、おそらく30[W]は、望めないだろうと思っています。別に、ジャンク屋の物で、このAudioが全くいい加減な時代、値段からして30[W]を望むのは、無理だと判断しています。スピカボックスを作り、精々3[W]の入力で6畳間では、『うるさい』という音の大きさに成るのでは・・・と思いました。0.32[W]でも、少し小さいかな・・・それでも、結構大きな音がするな・・・、それも裸の儘で・・・、ボックスを作ったらどうなるだろうと思いました。4個使って、一つのスピーカボックスにする予定ですので、3[W]でも、12[W]入力は入るので、8[W]の入力でも、かなり大きな音が出るのでは・・・と思います。実際、余り[W]数は、意味が無いのでは・・・と思っています。ちゃんと計測した音圧を示しているかは、全く解りません。唯、表示を頼りにして、壊さないようにとお願いします。多分書いてある1/10の定格入力しか保証されていないのでは・・・と思いました。今時、おそらくコーンスピーカを望む人はいません。ほとんどの人が、圧電スピーカで満足していると思います。その方が、高能率で、消費電力も小さくて、大きな音の出る物です。音質は、ほとんど関係ない物が多いです。圧電スピーカの能率は高い物です。