Transistor-Ladder型VCFの定数の違い

僕自身、Transistor-Ladder型VCFも作ったが、コンデンサの値が、1000[pF]と小さすぎたのと、OP-Ampの増幅度が80[dB]有ることも、全く計算に入れてなかったので、飽和してしまい、コンデンサの値が小さすぎて、Filterとして動作しなかったことが考えられます。コンデンサの値と、負帰還の問題でした。定電流源を使い、Transistorも揃っていたのですが、帰還他色々な問題があり、飽和電圧が出力されてしまうだけのことでした。VCAの定数も帰還を掛けても増幅率が高く、飽和してしまった物と考えられます。自作Synthesizerの帰還抵抗の低さに驚きました。それだけ、増幅はしないように設計してあります。コンデンサで、直流分をカットする、意味もあるのですね。唯、電圧的に、バランスのとれた、直流増幅器でと、Synthesizerの回路とは定数が全く異なりました。増幅率が20[dB]~40[dB]は有りましたので、そこで問題が起きたことが解りました。VCAに関して-30[dB]位にしても、Audio信号には、ちょうど良いくらいの振幅なのですね。Audio-増幅器とは、定数が全く異なります。Diode-Ladder型でも、結果同じ事が言えます。帰還を深く掛けることが必要なことを知りました。