たかが、Analog・Synthesizerに使える部品、代替品は沢山有ります。
単に特性が揃っていれば越したことは無いので、内部温度は、内部で同じという説は、構造上あり得ないと思います。昔の恒温槽Typeなら別ですが・・・。
オーディオ用ペアトランジスタなら、ヘッド用のトランジスタを2本使っても、Audioでは、別に何の問題も起きていません。勿論、Analog・Synthesizerで、単独のトランジスタを2本使っても、何ら問題は起きないです。唯、2本のE-B間電圧です。揃った物を使えば、高価なペアトランジスタより、優れていると思います。また、左右のトランジスタだけ、特性が優れていても意味ありません。事に、VCFに於いては、ダイオードが、電圧可変抵抗の代わりになりますので、少なくとも、2Pointで、ほぼ同じA-K間電圧で無ければ、全く意味ありません。単に自作が出来ると書かれているようですが、Analog・Synthesizerは、Analog・Computerと言っても過言では無く、精密な物が求められます。単純な回路ですが、奥は深いです。まずは、最近の電子部品の状況と、1970年代の電子部品の状況は、すっかり変わってしまっていることを理解して、自分なりの回路シミュレートを頭に描いてみて下さいませ。単にダイオードが、8本にコンデンサが付いている訳ではありません。並行出力に電圧可変抵抗とコンデンサが付いている訳で、それにより、ローパスフィルタ(LPF)が構成されるのです。ダイオードのどの部分を使って、可変抵抗にしているかと言いますと、ダイオードの流れ出し電圧付近では、可変抵抗として使える訳で、極めて、精密な部分を使う訳ですので、特性の揃った8本のダイオード、プラス、電圧降下を考えた、6本も必要になってきます。全く同じ特性のダイオードを使うのが理想ですが、ダイオードを指でもって、A-K間を測定しても、意味ありません。また、微量な電流の時を利用していますので、定電流装置で、20[µA]位の所を調べてみる必要があります。ペアトランジスタに、お金を掛けても、ダイオードが揃った特性で無いと、VCFは成り立ちません。何度も繰り返していますが、電子部品の基礎を勉強する本にお金を掛けた方が、僕は、得になると思います。僕は、時代が変わり、電子部品の基礎の本も買ってみました。表記他、少し変わってきています。1970年の頃からしたら、全く部品状況が変わっています。より精度が高くなっています。流れ出し電流付近の電圧差が、凄く小さいのです。その小さな部分を使う為、より、精度の高い、計測器も必要かと思います。無ければ自作するしか有りません。餅路面部屋の温度計も、Digitalの物が必要です。同じ温度の元で、手では触れずに、計測しなければ成りません。参考まで・・・